化粧品やヘアケア商品、柔軟剤、ルームスプレーなど「香り」アイテムがたくさん登場していますよね。
最近では、香りがもたらす様々な働きや効果も発見されています。
そこで今回は知っているようで意外と知らない、様々な香り情報をご紹介します!!(アジュバン ヒポクラテスより)
アモアで扱っている商品や施術で、香りをたくさん使用していますので、ぜひ、参考になさって下さいね(*^_^*)
☆香りでよみがえる、あの頃の記憶☆・・・プルースト効果
「ある香水の香りをかぐと、昔の恋人を思い出す」なんて、ロマンティックな経験はありませんか?
他にも「キンモクセイの香りで飽きを感じる」「香とり線香の香りで夏をイメージする」など、
特定の香りから結び付く過去の記憶が呼び覚まされることを「プルースト効果」と言います。
誰かに自分の印象を残したいときなど、香りを上手に使うと有効かもしれませんね!
☆香りにまつわる社会問題☆・・・「香害(こうがい)」など、トラブルの原因になることも?
多様な商品が登場し、多くの人が香りを楽しむ一方で、
「香害(こうがい)」や「スメルハラスメント(匂いで不快にさせること)」
などといった社会問題も、近年話題となっています。
国によっては公共の場で香水等を身につけることを禁止している地域もあるほど、敏感に感じる問題に発展しています。
香りは好みや体調によって感じ方の異なるもので、過剰な香りは控えるなど、周囲への配慮が求められています。
☆香料について☆
1.天然香料・・・天然の香りを持つ植物から蒸留・抽出・圧搾などの処理によって取りだした香料のこと。
2.合成香料・・・天然香料に含まれる成分を科学処理によって取り出したもの。石油などを原料とする場合が多い。
大きな違いは「持続性」
天然香料は揮発性が高い為、持続力がなく、合成香料は持続性を調整することができます。
※1%でも天然香料が配合されていれば、「天然香料配合」と謳うことができますのでご注意下さいね!
☆精油(エッセンシャルオイル)」と「アロマオイル」について☆
精油とは天然香料の1種で、100%植物由来のものを指します。
厳密には油ではありませんが、アルコールや油になじみやすい親油性の特徴を持つため「オイル」という名で呼ばれています。
アロマテラピーは、100%植物由来の精油を用いることが原則とされています。
よく混同される「アロマオイル」は、人工的に作られた成分も配合されているものの通称なので、見分けるポイントにするといいですよ!!
☆香りの種類はいろいろ☆
香料を合わせてオリジナルの香りを作ることを「調香」といい、調香によって作られた香りを「調合香料」と言います。
☆香りの分類☆
シトラス:オレンジやベルガモットなどの柑橘系の香りを指します。
フローラルやブーケ:花の香料をメインに使用したり、特定の花をイメージした香りを指します。
オリエンタル:バニラ・スパイス・ウッディなどエキゾチックで重厚な香りを指します。
※日本の場合、柑橘をメインにしたシトラス系の香りが好まれる傾向があると言われています。
☆香りのしくみ☆
パルファム:パーティーや特別なイベントなど、フォーマルシーンにはしっかりと香りが続くタイプが便利です。
オードトワレ:一般的に香水として取り扱われているもの多くがこのタイプです。香りの種類も豊富で、適度な香りが続きます。
オーデコロン:軽い使い心地なので、お風呂上がりや運動後、リフレッシュタイムにぴったりです。
☆香りがもたらす効果や働き☆
香りが持つ働きについては、様々な効果・効能があると言われています。
例えば、ペパーミントは眠気をスッキリさせる、オレンジのような柑橘系は気持ちを明るくするといった力が知られています。
また、香りによっては、エネルギー消費の促進や活動量のアップに寄与したり、食欲を抑制することで、
ダイエットへの効果が期待できるとされています。
すでにこの働きを、日常生活の中で取り入れているという人も多いのではないでしょうか?
自分の目的に合った香りを、手に取り入れて、心も身体も健やかに美しく過ごしていきたいものですね。
アモア店内でも、様々な香りアイテムがあります。
商品などで、気になる香りのアイテムがありましたら、お気軽にアモアスタッフまでどうぞ(*^_^*)
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